知り合いから紹介された会社やお店を、まずホームページで確かめる。そのとき、紹介を受けた人は、どんなことを知りたいでしょうか。
何を頼めるのか。自分の相談にも応えてもらえそうか。問い合わせる前に、もう少し知っておきたいことがあると思います。
私は、紹介のあとに訪れるホームページにも、大切な役割があると考えています。紹介してくれた人の言葉を手がかりに、事業のことを自分でも確かめられる場所。そのために伝えておきたいことを、五つに整理しました。
1 何を頼めるのか
サービス名だけで、その内容が伝わるとは限りません。どんな人の、どんな相談に応えられるのかを、普段の言葉で説明します。
説明のために、架空のリフォーム店を考えてみます。「住まいのリフォーム」だけでなく、「古くなったキッチンの交換や、使いづらい収納の見直しをご相談いただけます」と書く。すると、自分の困りごとを相談してよいか、考えやすくなります。
対応する地域や、依頼できる範囲も大切です。実際に対応していることを、具体的に伝えてください。
2 誰がどんな考えで仕事をしているのか
会社名や代表者名に加えて、何を大切にしている人なのかも伝えたいところです。
例えば、先ほどの架空のお店なら、「工事の前に、今の住まいで困っている場面を伺います」という説明が考えられます。その対応を大切にする理由も添えると、相談するときの様子が浮かびます。
立派な経歴や理念を並べる必要はありません。事業を始めた理由、普段の仕事で省かずに確認していること。そうしたお話に、その人らしさが表れます。もちろん、書くのは実際に行っていることです。
3 これまでどんな仕事をしてきたのか
事例は、完成写真に短い説明を添えるだけでも、読み手の判断を助けます。どんな相談があり、何を考え、どこまで担当したのか。仕事の進め方が見える情報を選びます。
シェアストーリーの「株式会社 ONE by ONEの制作事例」では、代表へのインタビューから、原稿の編集とご本人による確認、ロゴや画像の制作までをご紹介しています。
実績がまだ少ないときも、件数を多く見せる必要はありません。一つの仕事を具体的に伝えたり、相談から制作までの流れを説明したりする方法があります。説明用の例は、実際の事例と混同されないように明記します。
4 費用と進め方の見通しがあるか
「相談してみたいけれど、予算が合うだろうか」。そんな迷いに応えるために、料金の目安と、その金額に含まれる内容を示します。個別見積もりなら、何によって費用が変わるのかを書いておくと、検討しやすくなります。
相談から見積もり、契約、着手までの順番や、別途かかる費用も伝えましょう。
シェアストーリーでは、ブランド設計と掲載文章の初稿を含む、トップとAboutの基本2ページプランが税込110,000円から。フォームなどの追加機能や外部サービスの実費は別です。「料金・概算見積」で、制作範囲と費用をご確認いただけます。
5 どこから何を相談すればよいか
読み終えて興味を持ったときに、問い合わせ先を探し直さずに済むようにします。サービスや事例を読んだ先に、相談への入口があるかを確かめてください。
何を書けばよいか分からず、手が止まることもあります。「いま困っていることや、考えていることを、分かる範囲でお聞かせください」。そんな案内があると、最初の一通を考えやすくなります。
ご自身のサイトをスマートフォンで開いて、次の五つを確認してみてください。
- 何を頼めるか、自分の相談が合うか分かる
- 担当する人と、大切にしていることが分かる
- 事例や説明から、仕事の進め方を確かめられる
- 費用の目安と、依頼までの流れが分かる
- 問い合わせ先と、伝える内容に迷わない
すべてを別々のページにする必要はありません。まずは、紹介された人にいつも口頭で補っている説明を、一つ書き足すところからでも始められます。


